本大会初戦を6日後に控えた最後の強化試合が行われる。これまでは数試合行われていた大会直前の実戦機会だが、今回はこの時期にワールドカップが開催されることもあり、1試合しか行われない。そのため、カナダと同じ北中米のコスタリカと当たるとはいえ、本番で対戦する相手を「仮想」する一戦というよりは、自チームの熟成が主な目的といえるだろう。 本来であれば、直前のテストマッチで確認したい項目は多岐にわたる。ケガから復帰した選手の状態の確認やコンディション調整、代表歴が浅い選手を含めた戦術の落とし込みや起用法、他にもセットプレーの確認などが挙げられる。ただ、言うまでもなく90分しか時間は与えられておらず、その全てをチェックするのは不可能に近い。森保一監督は何を優先し、何をこの試合の「主題」に据えるのか。本戦で結果を残すためにも、この一戦を有効に使いたい。 勝利を手にしたいのはもちろんだが、たとえ結果が伴わなくても、課題が明確になるのであれば多くの収穫を得られるこの試合。36年ぶりにワールドカップ出場を決めたカナダともども、ケガ人などを出さず、ベストな「最後の90分」としたい。
ご利用のブラウザ（Internet Explorer）は、2022年6月にユーザーサポートを終了いたします。 終了後、スポーツナビの一部のページは、Internet ExplorerからMicrosoft Edgeにリダイレクトされます。
Microsoft Edgeや別のブラウザをご利用いただきますようお願いいたします。
代表親善試合
11/17（木）22:40
アルマクトゥーム スタジアム