ドイツとのリベンジマッチは「望外の結果」か、それとも「狙い通りの結果」か。いずれにしても、日本が常に先手を取ってゲームを掌握し、ドイツを返り討ちにした事実は変わらない。スタメンの11人はもちろんのこと、ゴールを挙げた浅野拓磨と田中碧、彼らの得点を演出した久保建英ら途中投入された選手の活躍も光り、チーム全体として心も体も上向きであることをピッチで証明した。この自信を確信に変えるためにも、欧州遠征を連勝で締めくくりたい。 トルコはUEFA欧州選手権ドイツ2024の出場を懸けた予選の真っ最中。グループ暫定首位に立っているとはいえ、ライバルと目されるクロアチアやウェールズとの対戦を残す中、直近の試合では世界ランキングで大きく下回るアルメニアから白星を奪えず、わずかに暗雲が立ち込めている。昨年クロアチアと激戦を繰り広げた日本との対戦は、そうしたライバルとの実力を測る意味で、トルコにとっても意義のあるテストマッチといえるだろう。 トルコとの対戦は、自国開催のワールドカップで涙をのんだ「あの日」以来、21年ぶりの顔合わせとなる。ドイツ戦のように、もう昔の「サムライブルー」ではないことを、欧州の地で証明なるか。
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代表親善試合
9/12（火）21:20
セゲカ アレナ