「9月シリーズ」の2つの大勝により、世界に実力を誇示した「サムライブルー」。警戒が強まる中で結果を出し続けられるかが、ここからの課題となりそうだ。久々の招集となった南野拓実や中山雄太、体調不良の三笘薫の不参加により追加招集で初の代表入りを果たした奥抜侃志らが、史上最強布陣と言える現状の常連メンバーを脅かす存在となれば、さらにチーム力は向上する。 最注目は久保建英だ。昨年のカナダ戦では先発を飾ったものの、ハーフタイムで交代。敗戦をベンチから見届けただけに、この試合に期する思いは強いはず。スペイン国内リーグで9月の月間MVPに輝くなど絶好調の彼がどのように起用され、どんなプレーを披露するのか。世界から熱い視線が注がれる。 一方のカナダは昨年の日本戦やFIFAワールドカップカタール2022から大きくメンバーを変えていないものの、8月下旬に前監督が退任するなど変化を迎えている。「FIFAワールドカップ2026のホスト」でもある同国は、格上の日本を相手にどう戦ってくるか。 約5年ぶりの代表戦開催となる新潟の地もこの一戦に向けて盛り上がりを見せている。猛暑によるダメージを受けた芝も回復傾向にあり、高いレベルの熱戦が繰り広げられることに期待したい。
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代表親善試合
10/13（金）19:35
デンカビッグスワンスタジアム