日本はグループステージを2位で終え、あらためてアジアの難しさを痛感している。 大方の予想を裏切り、文字通り「想定外」の様相を呈している今大会。日本のラウンド16の相手がバーレーンに決まったことはケガの功名といいたいところだが、簡単な試合にならないことは想像にたやすい。番狂わせを狙う相手との試合は、精神論抜きにその中身を語ることはできないだろう。その上バーレーンは開催地カタールの隣国であり、会場は完全アウェイの状態も予想される。早速イラク戦の教訓を生かし、想像以上のモチベーションで向かってくる相手に勢いを与えず、したたかなゲーム運びができるか。 一方で、中6日あるため修正や準備に余裕を持って取り組めることは好都合だ。ここまで再三もろさが露呈したセットプレーのほか、球際での強度、環境への適応など、解決すべき課題は明白。また、次戦以降を見据えると、出番の少ない選手にチャンスを与えることも大いに考えられる。インドネシア戦で毎熊晟矢が躍動したように、外から見て得た気付きを体現しようと意気込む選手もいるはずだ。 ここからは1つの敗北も許されない。今一度初心に立ち返り、王座を狙うにふさわしい戦いぶりを披露したい。
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アジアカップ ラウンド16
1/31(水)20:30
アル・トゥマーマ・スタジアム