アルゼンチン戦は、返す返すも「試合の入り」が悔やまれる。1失点目の直接FKは相手を褒めるべきだが、そのまま浮き足立って喫した直後の2失点目が勝負の分水嶺に。後半は「こっちのゲーム」へ持ち込んだものの、やはり序盤の複数失点が最後まで選手たちに重くのしかかった。試合開始の遅延、後がないアルゼンチンの猛烈な勢い、初戦に続く豪雨など、受けに回る要素はいくつかあったにせよ、国際大会でビハインドのプレッシャーをはね返すのは至難の業だ。中2日の短い期間で、森山佳郎監督は立ち上がりの振る舞いについて修正を加えられるか。 2節からの改善という意味では、試合の入りだけでなく、守備の対応についても注力したい。セネガルは15歳ながら10番でキャプテンマークを巻く「超飛び級の神童」アマラ・ディウフや、ポーランド戦でハットトリックを達成したイドリサ・ゲイエら、アルゼンチン以上に個人技を押し出すチームだ。日本としては技術力に優れた相手のドリブルやパスワークに対し、後手に回って複数人での対処を施せなかったアルゼンチン戦の反省を生かしたい。1人がかわされても周りがカバーし合える距離間を保ち、「個」に「組織」で対抗する構図を作り出せるか。
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U-17W杯 グループD 第3節
11/17(金)18:00
ジャラク ハルパト スタジアム
見どころ
11月17日(金)の速報・結果
FIFA U17ワールドカップ
-
U-17セネガル
0 - 2
試合終了U-17日本
-
U-17ポーランド
0 - 4
試合終了U-17アルゼンチン
-
U-17イングランド
1 - 2
試合終了U-17ブラジル
-
U-17イラン
5 - 0
試合終了U-17ニューカレドニア