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U-20日本

予想フォーメーションは4-4-2。大会初戦を迎えたチームの中で注目は背番号10を背負ったキャプテンの齊藤未だ。すでにJ1、J2合わせて通算で63試合に出場しているこの世代屈指の経験値の高さを生かし、勝利のためにゲームをコントロールしたい

U-20エクアドル

予想フォーメーションは4-2-3-1。U-20南米選手権を制し、「南米王者」としてこの大会に臨む。注目は同大会で得点王に輝いたカンパーナだ。187cmの長身だけでなく、スピードにあふれるドリブルなどテクニックの高さも武器としている今大会屈指のストライカーから目が離せない

U-20日本

田川と斉藤光の2トップで臨む

U-20エクアドル

右サイドの敵陣深くからスローインを獲得。エスピノサがペナルティエリア内にボールを入れるも、DFにはね返されてしまう

U-20エクアドル

右サイドの敵陣中央でFKを獲得。キッカーのレサバラが左足で高いクロスを入れるも、最後は菅原がクリアして決定機には持ち込ませない

U-20日本

斉藤光が相手にボールを当てて右CKを得る

U-20日本

キッカーは斉藤光。アウトスイングのクロスを入れるも、カンパーナにクリアされてしまう

U-20エクアドル

相手のCKをしのいでカウンターを仕掛ける。鋭いドリブルでプラタが仕掛けると、齊藤未のファウルを受けて敵陣中央の右でFKを獲得

U-20日本

ファウルの判定に齊藤未は不服のもよう。主審に抗議するも、判定は変わらない

U-20エクアドル

キッカーはレサバラ。ふわりとしたクロスを左足で送るも、またもシンプルにクリアされる

U-20エクアドル

レサバラのパスを受けたプラタがカンパーナとのワンツーでペナルティエリア右に進入。しかし、リターンを受ける前にDFにかき出されてしまう

U-20日本

斉藤光がペナルティエリア手前の左からダイレクトでディフェンスラインの裏に走り込む田川へスルーパスを送る。しかし、途中でDFにカットされてしまう

U-20日本

高い位置からプレスを掛け、相手のビルドアップを制限する

U-20日本

ボールを持っても相手のチェックが早く、効果的な攻撃を繰り出せない

U-20日本

右サイドの敵陣浅い位置から菅原がラフなロングボールを供給。これが斉藤光につながると、斉藤光は左サイドの敵陣深くからドリブルを仕掛ける。対面のDFをかわしに掛かるも、相手のリーチが長く、奪われてしまう

U-20日本

レサバラのパスを自陣でカットした菅原から一気に速攻を仕掛ける。パスがつながり、そのまま上がっていた菅原が前線の田川へとつなぐ。田川はペナルティエリア内のポロソをかわせばシュートに持ち込めるチャンスだったが、ポロソの守備に阻まれてしまう

U-20エクアドル

右サイドの敵陣浅い位置でスローインを得ると、エスピノサがペナルティエリア右にボールを入れる。カンパーナが頭で落とし、ペナルティエリア右からレサバラが左足でシュートを放つ。しかし、枠を大きく外してしまう

U-20日本

右サイドの低い位置から菅原が浮き球を送ると、頭でクリアしようとしたミナが空振り。詰めていた斉藤光がペナルティエリア右でGKと1対1になり、浮かせたシュートを放つ。ボールはゆっくりと枠に向かうも、カバーに入ったポロソにクリアされて好機を逃してしまう

U-20日本

カンパーナと競った際に伊藤が顔を蹴られてしまう。少しの間ピッチに倒れ込むも、すぐにプレーに復帰

U-20日本

齊藤未は中盤の危ないところに顔を出し、ファウルもいとわない激しいプレーで進行を阻む

U-20エクアドル

U-20日本のセットプレーの際に相手に体を当てて倒してしまい、カンパーナに主審から注意が与えられる

U-20エクアドル

ボール回しが乱れるシーンが頻発し、幾度も味方のパスがタッチラインを割ってしまう

U-20日本

伊藤にイエローカード

U-20日本

五分五分のボールに対してスライディングタックルを仕掛けた伊藤。アルシバルより先にボールに触ったものの、スパイクの裏がそのままアルシバルの足に当たってしまい、警告を受ける

U-20日本

東のスローインは相手に頭でクリアされ、左CKを得る

U-20日本

斉藤光が右足でファーサイドに高いクロスを入れるも、DFに競り勝てず、処理されてしまう

U-20日本

相手の攻撃を受けるも、齊藤未がボールを奪い、すぐ横の伊藤にパスを出す。伊藤はプレッシャーを受けていることもあり、自陣のペナルティエリア左脇へのバックパスを選択。東がダイレクトで前線に蹴り込むも、精度を欠き、そのまま左サイドのタッチラインを割ってしまう

U-20エクアドル

相手のスルーパスを防ぐも、こぼれ球を受けたカンパーナがペナルティエリア手前の中央からダイレクトでシュートを放つ。しかし、若原が正面でしっかりと防ぐ

U-20日本

自陣で伊藤のパスを受けた齊藤未は落ち着いて相手のチェックをいなし、ドリブルで持ち上がって縦パスを出す。受けた斉藤光が得意のドリブルを仕掛けるも、リーチが長い相手の守備をかわせずに敵陣浅い位置で奪われてしまう

U-20エクアドル

ペナルティエリア手前でタメを作ったプラタ。ペナルティエリア中央のカンパーナにボールを入れると、カンパーナはダイレクトで落とす。これを受けたアルバラードがペナルティエリア手前の中央からシュートを放つ。しかし、DFがブロックして枠には飛ばせない

U-20日本

山田にイエローカード

U-20日本

東が高い位置でプラタにかわされ、一気にドリブルで運ばれてしまう。ペナルティエリア手前の右まで持ち込まれた際に山田が倒してしまい、警告を受ける

U-20エクアドル

GOOOOOAL!! ペナルティエリア手前の右から得たFKのキッカーはアルバラード。鋭いクロスを蹴り込むと、GKの若原にパンチングでクリアされる。しかし、これが目の前の田川の顔面に当たって跳ね返り、そのままゴールイン。先制に成功する

アディショナルタイムは1分の表示

前半総括 相手との間合いが遠すぎて突破を許したり、寄せても簡単にかわされたり、U-20日本は人数がそろっていながら守備の緩さが目立った。最終局面ではシュートを打たれる前にボールをかき出すことやシュートブロックができていたため、無失点で進められていたものの、アディショナルタイムに入る前にFKから先制点を献上。攻撃と守備は表裏一体であり、反撃に向けてまずはディフェンスの修正が必要となる。

U-20日本

9斉藤光OUT→13宮代IN

U-20日本

パスを受けた宮代がすぐさま反転してディフェンスラインの裏にスルーパスを出す。郷家が走り込むも、精度を欠いて受けられない

U-20エクアドル

敵陣で伊藤にアルバラードがチェックを仕掛けてボールを奪う。すぐさまカンパーナにパスを出し、カンパーナはプラタにつなぐ。プラタはペナルティエリア右からシュートを放つも、DFにブロックされてしまう

U-20エクアドル

右CKを得ると、キッカーはニアにクロスを入れる。これに反応したカンパーナが合わせると、対応にきた郷家の手に当たってPKを獲得

U-20エクアドル

キッカーはレサバラ。左足でゴール右に蹴り込むも、若原がしっかりと読んでおり、はじき出される

U-20エクアドル

パラシオスが仕掛けるも、菅原に蹴り出されて左CKを得る。キッカーのレサバラがクロスを入れるも、ゴール前でDFに頭でクリアされてしまう

U-20エクアドル

右CKを得る。キッカーのアルバラードがクロスを供給。ペナルティエリア中央の浅い位置でレサバラが背中でボールをゴール方向に送る。しかし、これに反応したカンパーナがDFへのファウルを取られてしまう

U-20日本

敵陣中央でFKを得る。キッカーの東が右斜め方向にショートパスを出すと、ペナルティエリア手前で受けた伊藤がダイレクトでゴール前に浮き球を供給。しかし、DFに処理されてしまう

U-20日本

自陣の左サイドから東がロングボールを送る。田川が走り込むと、対応に来たミナが処理ミス。ボールを受けた田川がペナルティエリア左からゴール前に折り返し、走り込んだ郷家が懸命に合わせる。しかし、わずかにジャストミートできず、枠を外してしまう

U-20日本

ビルドアップの段階で瀬古が自陣の右サイドから左サイドに一気に展開。しかし、途中でDFにカットされる。相手のトラップが乱れて東につながるも、カウンターのピンチにつながるような危ういシーンとなってしまう

U-20エクアドル

左CKを得る。キッカーはレサバラ。アウトスイングの高い弾道のクロスを蹴り込むも、ファーサイドでDFに防がれてしまう

U-20日本

ベンチでは西川が出場の準備を進める

U-20日本

左サイドの敵陣深くから東がクロスを供給。最後はゴール前の郷家に当たるも、得点は奪えない

U-20日本

6郷家OUT→14西川IN

U-20日本

自陣でボールを奪った齊藤未が素早く前線にロングボールを送る。田川が走り込むも、ペナルティエリア外に出てきたGKにクリアされてしまう

U-20日本

GOOOOOAL!! ペナルティエリア手前から伊藤がDFよりのわずかに先に触って浮き球を送る。ゴール前に詰めた宮代がパンチング後のGKと交錯すると、こぼれ球に反応した山田が無人のゴールに押し込んで同点に追い付く

U-20日本

GKと接触した宮代が体を痛めて倒れ込むも、少し時間を置いてからプレーに復帰

U-20日本

齊藤未が積極的に最前線まで上がってボールホルダーに対してプレスを掛ける

U-20日本

選手交代を機に積極的に攻め込み、好機を作る

U-20日本

田川のシュートは相手にブロックされ、左CKを得る

U-20日本

キッカーの宮代がインスイングのクロスを蹴り込むも、ニアでDFに頭でクリアされてしまう

U-20日本

菅原にイエローカード

U-20エクアドル

10レサバラOUT→17プラサIN

U-20日本

ボールキープしたGKのラミレスに宮代がプレッシャーを掛ける。慌ててラミレスが出したパスに反応した伊藤が敵陣中央からダイレクトで右足でのシュートを放つも、大きく枠を外してしまう

U-20日本

左サイドの敵陣深くに進入した伊藤がグラウンダーのクロスを出す。ニアで受けようとした田川がスルーするも、味方はおらず。拾ったDFがGKにボールを返すと、GKに対して田川が素早くプレッシャーを掛ける。しかし、惜しくもGKにクリアされてしまう

U-20エクアドル

左サイドの高い位置でアルバラードとパラシオスがパスを回す。最後はシフエンテスが敵陣中央からミドルシュートを放つも、伊藤がブロックして枠には飛ばせない

U-20日本

右サイドから菅原が斜めのパスを送ると、最後は西川につながる。西川は緩急を付けてマークに付いたDFをかわし、ペナルティエリア手前の中央から左足でグラウンダーのシュートを放つ。しかし、ジャストミートできず、威力の弱いボールは容易にGKに処理されてしまう

U-20エクアドル

空中戦の際にプラサが瀬古と接触して顔を痛める。しかし、すぐさまプレーに復帰

アディショナルタイムは4分の表示

U-20エクアドル

プラサが馬力のあるドリブルで持ち込むと、齊藤未のファウルを受けて敵陣中央の左でFKを得る

U-20日本

16山田OUT→20中村IN

U-20エクアドル

キッカーはアルバラード。右足でゴール前に鋭いクロスを蹴り込むも、DFにはね返されてしまう

U-20日本

左サイドの敵陣中央から宮代が右足でクロスを送る。ゴール前の田川が受けようとするも、ボールは田川の頭上を越えてしまう

試合総括 前半と比較して2トップや両サイドハーフが相手の守備網の隙間で縦パスを受け、前を向いて仕掛ける場面が増加。ボールを失ったとしても、高い位置で守備に転じられるようになった。そう感じさせた矢先のPK献上で流れを失いかけたが、若原智哉のセーブでしのぎ、山田康太の同点ゴールへ。同点とした後に畳み掛けられず、ややこう着した展開になってしまったのは悔やまれるが、勝点1を得られたことをプラスにとらえ、次の試合に向かいたい。