両チームともに激戦を制して準々決勝を突破した。日本は120分間攻め続けるも1点が遠く、PK戦で辛うじて勝利。スペインは後半終了間際にリードを許したが、直後に追い付く粘りを見せ、延長で相手を下している。互いに簡単な試合などないことを身をもって体感したに違いない。 日本にとってスペインと大会直前に相対したことはどのような影響があるか。ペドリ・ゴンザレスをはじめ世界的な名手のプレーを体験できたことは好材料ではあるが、「親善試合」という点も忘れてはならない事実である。12年にロンドンで開催された同大会では、大会直前に2-1で下したメキシコに準決勝で1-3の敗戦を喫し、結果的にメダルを逃した。強豪国ほど「本番」でのギアチェンジが顕著なことを忘れず、「本気」の迫力に気おされないようにしたい。 冨安健洋の出場停止は不安な点だが、「代役」と見られる板倉滉のグループステージでのプレーぶりと、酒井宏樹が出場停止から戻ってくることを考えれば、大きな穴とはならないはずだ。それだけに、ニュージーランド戦で守備陣に借りを作った攻撃陣の爆発に期待し、日本にとって史上初となる決勝の舞台に歩みを進めたい。
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五輪 準決勝
8/3（火）20:00
埼玉スタジアム2002
見どころ
8月3日（火）の速報・結果
五輪
-
U-22メキシコ
0 - 0
(1 PK 4)
試合終了U-24ブラジル
-
U-23日本
0 - 1
試合終了U-21スペイン