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U-23代表親善試合

3/26(土)21:00

アルマクトゥーム スタジアム

U-23カタール
0 0 前半 0 2
0 後半 2

試合終了

見どころ

引いた相手をどう崩していくか。アジアの舞台でいつの時代にも直面するこの課題をクロアチアから投げかけられるとは、日本も想定していなかっただろう。事実、最初の5分以降はチグハグな攻撃が目立ち、フィジカルで勝る相手が敷く5-4-1のディフェンスに悩まされる時間が続いた。しかし、その重い空気を変えたのが途中出場の小田裕太郎だ。大岩体制の「第1号」を飾った小田は何度もスペースへ顔を出し、ブロックの前でボールを回しがちだった日本のパスワークに裏の選択肢を与え続けた。小田自身が得点後に負傷の疑いでピッチを離れたのは残念だが、彼のプレーを見た他の選手たちは間違いなく学びと刺激を得たはずだ。 「大岩ジャパン」の初戦としては上出来な結果を手に入れ、続いてはカタールとの一戦を迎える。いよいよ開幕が迫る自国開催の祭典に向け、数年前から育成年代の強化に力を注いできた「現アジア王者」との一戦は、ひやりとするシーンがほぼなかったクロアチア戦とは違う試合展開になるかもしれない。気候や過密日程を踏まえた先発の大幅変更も予想されるが、初戦と同じ強度で戦えるか。指揮官の強調する「タフさ」が、今まさに求められている。