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U-23日本

予想フォーメーションは4-1-2-3。今大会初スタメンとなるのは佐々木、内野、チェイス、山本の4人。斉藤は3試合連続で先発となる。「飛び級」ともいえるチェイスは3月24日に18歳の誕生日を迎えたばかり。183センチの体格を生かし、気後れすることなくこの一戦に挑みたい

U-23サウジアラビア

予想フォーメーションは3-4-2-1。今大会はここまでの2試合で2連勝。勝点、得失点差で日本と並び、得点数の差で首位の座を得た。6月にウズベキスタンで行われるU-23アジアカップでは、グループステージでその日本と同じ組に入る。この一戦はその前哨戦となる

U-23日本

2試合でメンバーを大きく入れ替えながらも、いまだにゴールを許していない。特にU-23カタール戦の前半では相手のプレスに対して受け身になってしまったが、これをしのいで無失点を達成したことは大きな価値があるといえるだろう。疲労の色も見え始めるタイミングではあるが、粘り強い守備を披露したい

U-23日本

数時間前にはFIFAワールドカップ2022カタールの最終予選が行われ、そこには「東京世代」が多く召集されている。「パリ世代」としてはオリンピックだけではなく、当然「A代表」も視野に入っているはずだ。今後避けては通れない「中東のアウェイ」での戦いでさらなるアピールができるか

U-23日本

その「パリ世代」の中ですでに「A代表」に選出された西尾にはかかる期待が大きい。高い身体能力ではね返すだけでなく、ディフェンスラインの統率も重要なタスクだ。C大阪でもレギュラーポジションを確保して実戦経験も申し分ない。今日もクリーンシートの達成に貢献したい

U-21日本は藤田、U-23サウジアラビアはHアルガムディがキャプテンマークを巻く

U-23日本

中盤の味方が浮き球の縦パスをディフェンスラインの裏に供給。細谷が抜け出す動きを見せるも、オフサイドの判定となってしまう

U-23日本

バロバイドに対して対応する内野。しかし、手がバロバイドの顔に当たったとされてファウルの判定を受ける

U-23日本

内野にイエローカード

U-23サウジアラビア

左サイドの敵陣深くでFKを得る。ボールサイドにはHアルガムディとアハメドが立つ。キッカーはHアルガムディ。右足でクロスを供給すると、中央の競り合いでボールがこぼれる。最後はアルトゥヘイファンがペナルティエリア手前の中央でシュートを放つも、枠の右へ外れる

U-23日本

続けて左CKを獲得するも、得点には結びつかない。さらに右CKを得る

U-23日本

キッカーが左足でファーサイドを狙ってクロスを供給。チェイスが競り勝ってヘディングシュートを放つが、惜しくも枠の左へ外してしまう

スタジアムにはU-21日本、U-23サウジアラビア双方の応援の声が響きわたる

U-23サウジアラビア

マーランがドリブルでペナルティエリア手前へ向かって縦に運ぶ。田中が後方からタックルを仕掛け、ノーファウルで止める

U-23日本

相手のDFがアルサンビにボールを戻す動きに反応して細谷が猛チャージ。ボールはこぼれてゴールラインを割るが、CKの獲得にはならない

U-23日本

チェイスがマーランの持ち上がりに対して果敢に対応。両者もつれながら自陣のペナルティエリア内で倒れると、マーランにファウルの判定が下る

U-23日本

右サイドで細かいパスワークを見せる。奪われてしまうが、細谷がバロバイドに対して強く当たって倒す。ファウルとはならず、ボールはタッチラインを割る

U-23日本

鈴木唯がペナルティエリア右からクロスを入れると、至近距離で相手のブロックに遭う。ボールはゴールラインを割って右CKを得る

U-23日本

キッカーの山本は左足でファーサイドを狙ってクロスを供給。チェイスが待ち構えていたが、その手前で相手にクリアされ、ボールは流れてしまう

U-23日本

GOOOOOAL!! 右CKを得る。キッカーは山本。左足でクロスを供給すると、細谷がDFの間で反応。高さで優位に立って力強いヘディングシュートを放つと、ゴール中央やや左に決まって先制に成功する

U-23サウジアラビア

自陣から縦に速い攻撃を展開。左サイドを走り込むバロバイドが反応するが、山本の素早い対応に遭う

U-23サウジアラビア

味方がセンターサークル内からディフェンスラインの裏に浮き球の縦パスを供給。アルトゥヘイファンがタイミングを計って抜け出し、ペナルティエリア右へ走り込むと、角度のない位置から右足でシュートを放つ。ボールはネットを揺らすが、オフサイドの判定となり、得点は認められない

U-23日本

右サイドでスローインを得ると、内野がボールを持つ。投げるまでに時間をかけてから細谷につなぐが、この流れからは好機につながらない

U-23日本

山本が自陣で後方を向いて縦パスを収め、マークするアルダウサリをかわそうとターンしながら前を向こうとする。しかし、アルダウサリの手を使った対応に遭い、攻撃につなげられない

U-23日本

鈴木唯がハーフウェーライン付近からドリブルで持ち上がり、縦に速い攻撃を展開。しかし、相手のタックルに遭って倒される

U-23日本

ペナルティエリア手前の中央でFKを得る。キッカーは山本。直接狙って左足を振り抜くが、鋭く放たれたシュートは枠の左へ外れてしまう

U-23日本

カウンターを仕掛けられる。しかし、佐々木がペナルティエリアから飛び出してクリアし、ピンチを逃れる

U-23サウジアラビア

アハメドが右からカットインし、ペナルティエリア手前の右から鋭いシュートを放つ。しかし、枠を外れる

U-23日本

前線の選手は、相手のディフェンスラインでのパス回しに対して高い位置を取って構える。ボールホルダーに対しては安易に寄せない

U-23日本

右CKを得る。キッカーの山本が左足でクロスを供給。中央の競り合いでボールがファーサイドへ流れると、チェイスが合わせる。しかし、最後は相手にクリアされてしまう

U-23サウジアラビア

ボールを保持して落ち着かせる。敵陣へ持ち上がるも、ブロックを構築するU-21日本を前に慎重なパス回しを見せる

U-23日本

田中がピッチ上で座り込み、担架が要請される

U-23日本

田中は歩いてピッチを出る。一時的に10人となる

U-23サウジアラビア

右CKを獲得し、ショートコーナーの流れから攻撃を継続する。アルジョハニがペナルティエリア左角付近から鋭いボールを中央へ供給するも、ゴールラインを割る。相手のワンタッチがあり、右CKを得る

U-23サウジアラビア

プレーが切れたタイミングでマーランはペナルティエリア内で倒れる

U-23サウジアラビア

マーランは担架に乗せられてピッチを出る

U-23日本

5田中OUT→24松村IN

U-23サウジアラビア

キッカーはショートコーナーを選択。少し後方へ戻してから味方がシュートを放つも、相手に阻まれてしまう

アディショナルタイムは4分の表示

U-23サウジアラビア

20マーランOUT→17アシリIN

U-23日本

松村は右サイドハーフの位置に入る

U-23サウジアラビア

左サイドでテンポよくパスをつなぎ、バロバイドが敵陣中央へ横パスを送る。しかし、最後はチェイスが好反応を見せてクリアする

前半総括 球際の争いで激しいプレーを見せるサウジアラビア。だが、日本も簡単に屈することはなく、ピッチのいたるところで肉弾戦が繰り広げられるアグレッシブな45分間となった。そんな中、先制に成功したのは日本。CKから細谷真大が今大会自身初ゴールとなるヘディングシュートを決め、リードを奪う。その後も日本は巧みなパス回しで相手のプレスをかわしながら、攻撃を仕掛ける。1-0で日本が優位に立ったまま、「決勝」の名にふさわしい好ゲームの前半が終わった。

両チームともに、ハーフタイムでの選手交代はなし

U-23日本

前半から続く応援がスタジアムに響く。子どもたちの声援が選手を後押しする

U-23サウジアラビア

アルトゥヘイファンがペナルティエリア内で浮き球を送り、アシリがゴールを背にして収める。西尾に寄せられながら反転してシュートに持ちこむが、ボールは枠の右へ外れる

U-23サウジアラビア

アルトゥヘイファンが長い浮き球のパスを収め、ペナルティエリア右で縦に仕掛けてからシュートを放つ。しかし、枠の左へ外れる

U-23日本

斉藤がペナルティエリア左でボールを持ち、前方へ動いた鈴木唯に縦パスを送る。しかし、鈴木唯は2人のDFに囲まれてしまい、ボールを失う

U-23日本

加藤が左サイドの敵陣深くから鋭いクロスを供給。ボールはGKとDFの間に向かうが、味方は合わせられない。そのままファーサイドへ流れてしまう

U-23日本

藤田がペナルティエリア内へ縦パスを送り、鈴木唯が受ける。切り返しを入れてから力強いシュートを放つも、わずかに枠の上へ外れてしまう

U-23サウジアラビア

6マハナシOUT→27AアルガムディIN

U-23日本

アルサンビまでボールが戻されると、細谷がペナルティエリア内へ走り込んで果敢にプレスを掛ける

U-23日本

斉藤がペナルティエリア手前の左でボールを持つと、中央へ向かってドリブルを仕掛ける。フェイントを入れながらボールを保持するも、シュートには持ち込まない。そのまま右サイドへ送って攻撃を継続する

U-23サウジアラビア

アハメドが右サイドの敵陣中央から中央へボールを動かし、ペナルティエリア左へ浮き球を供給。バロバイドが胸で受けるも、最後は松村の好守に遭う

U-23サウジアラビア

味方が左サイドの敵陣中央からクロスを入れ、アシリが反応してシュートを放つ。しかし、佐々木がファインセーブを見せて得点を許さない

U-23日本

10斉藤OUT→8荒木IN

U-23日本

細谷がペナルティエリア手前でドリブルを仕掛ける。右方向へ動くが、無理をせずに近くの味方に預けてキープを優先させる。このまま攻撃を継続するが、最後は細谷がペナルティエリア内でアルラシディを倒してファウルの判定を受けてしまう

U-23サウジアラビア

味方が浮き球をペナルティエリア左へ送る。アシリが抜け出して追うが、ボールはゴールラインを割る

U-23日本

チェイスがアシリのドリブルに対してフィジカルを生かして寄せる。ボールはゴールラインを割り、ノーファウルでの対応に成功する

U-23サウジアラビア

アシリが後方からの縦パスに反応してペナルティエリア手前の左へ走り込む。しかし、西尾の対応に遭ってうまく収められない

U-23日本

西尾は倒れて一時プレーが止まる。大事には至らず、プレーに復帰する

U-23日本

左サイドで加藤がアルトゥヘイファンとハイボールを競り合う。ボールは流れてU-21日本のスローイン獲得につなげる

U-23サウジアラビア

アルトゥヘイファンが起点となって右サイドから攻撃を展開。この流れからアルジョハニがペナルティエリア左へ浮き球を供給。しかし、相手に阻まれる

U-23サウジアラビア

ハイララーにイエローカード

U-23サウジアラビア

ドリブルで持ち上がる細谷に対し、ハイララーは後方からスライディングタックルを仕掛けて倒す。このプレーが警告の対象となる

U-23日本

加藤が左サイドで味方とのワンツーで前進を試みる。しかし、息が合わず、リターンパスはタッチラインを割ってしまう

U-23日本

西尾にイエローカード

U-23サウジアラビア

ペナルティエリア手前の右でFKを得る。キッカーのアハメドは意表を突いてグラウンダーのシュートを放つ。しかし、佐々木が好反応を見せてセーブする

U-23サウジアラビア

16アルジョハニOUT→14アルナスリIN

U-23サウジアラビア

ボールを敵陣で持ち続ける。右サイドから左サイドへ動かし、この流れから縦パスを送る。アハメドが縦に走り込んで左サイドの敵陣深くからクロスを入れるも、チェイスがブロックする

U-23サウジアラビア

13アルトゥヘイファンOUT→15アルイーサIN

U-23サウジアラビア

23ハイララーOUT→11アルムタイリIN

U-23サウジアラビア

12バロバイドOUT→24MアルシャマリIN

U-23サウジアラビア

アハメドがペナルティエリア手前の中央からシュートを放つと、相手にブロックされて左CKを得る

U-23サウジアラビア

キッカーは高く浮かせたクロスを供給する。ゴール前の競り合いでこぼれ、味方が回収して攻撃を継続。最後はアハメドがペナルティエリア内へ浮き球を供給するも、DFにヘディングでクリアされる

U-23日本

テンポの良いパスワークで右サイドを攻められる。それでも、集中した守備を披露してシュートまでは持ち込ませない

U-23日本

松村にイエローカード

U-23日本

11細谷OUT→17成瀬IN

U-23日本

9鈴木唯OUT→15川崎IN

U-23日本

荒木が左サイドの敵陣中央で縦に仕掛けて横パスを送る。しかし、近い距離のDFに当たって味方にはつながらない

U-23日本

左サイドの敵陣深くでスローインを獲得すると、この流れからコーナーフラッグ付近でキープして時間稼ぎを試みる

U-23日本

川崎がペナルティエリア手前で縦に仕掛けてからシュートを放つ。しかし、ボールは相手に当たってゴールの方向へは飛ばない

アディショナルタイムは5分の表示

U-23日本

自陣で人数を掛けて守り、少ない人数で攻撃を仕掛ける。松村が右サイドをドリブルで持ち上がり、右サイドの敵陣深くまで持ち込むが、DFの対応に遭ってボールを失ってしまう

U-23日本

自陣のペナルティエリア内に進入するアルイーサに対し、加藤が体を寄せて対応。ボールをクリアしてシュートまで持ち込ませない

U-23サウジアラビア

右CKを得る。キッカーはショートコーナーを選択し、この流れから後方で受けたアルイーサがペナルティエリア手前へ横パスを送る。しかし、最後は味方がオフサイドの判定を受ける

試合総括 後半は苦しい時間が続く。サウジアラビアに最終ラインの裏を突かれ、DFは戻りながらの守備を強いられることに。ファウルもいとわないようなタイトなディフェンスも変わらず、日本は1点リードを守るように耐える展開が続いてしまう。そのまま試合展開は大きくは変わらず、時計の針は進む。終盤は逃げ切りの策も講じながら、ゴールを許さず、1-0のまま試合終了。3試合いずれも無失点での勝利という、確かな手応えを得た。