グループステージの山場と見られたサウジアラビアとの一戦は、主導権を握って進めていたものの、得点を奪えずにもどかしい展開に。終盤は数的不利になったこともあり、最後は逃げ切りを図って勝点1の確保が精いっぱいといった試合となった。 とはいえ、初戦では硬さが見られた選手たちが、見違えるように安定したパフォーマンスを披露したことは好材料といえる。中盤にスペースが空いてしまうという危うさは垣間見えたものの、連係面や個人に対する対応では比較的安定していた守備陣。藤田譲瑠チマを中心にボールを動かし、特に前半はキレのある突破を幾度も見せていた斉藤光毅や鈴木唯人といった攻撃陣。相手のレベルも高く、思うような試合展開とはならなかったが、「成長」も感じさせる戦いぶりには指揮官も手応えをある程度つかんだはずだ。 そんな中で迎える3戦目。引き分け以上で突破が決まり、勝てば首位通過の可能性も残っているが、連戦の中でも比較的先発を固定しているため、選手の疲労度も考えなくてはいけない。すでに敗退の決まっているタジキスタン相手に、今後を見据えつつ結果も手にするという難しいミッションに挑む。
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U23アジアカップ グループD 第3節
6/9(木)22:00
ブニョドコル・スタジアム
見どころ
6月9日(木)の速報・結果
AFC U23アジアカップ
-
U-23日本
3 - 0
試合終了U-23タジキスタン
-
U-23サウジアラビア
2 - 0
試合終了U-23UAE