100点満点とはいかないまでも、結果的に順当にグループステージを突破し、まずは当面の目標であるFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023出場権の獲得まであと1勝と迫った。終盤に苦しんだ韓国戦では、引き分けながら岩渕真奈の温存に成功。試合とゴールに飢えたエースを解き放つタイミングは今しかない。 タイの指揮を執るのは、宝田沙織や林穂之香を指導した経験のある岡本三代。昨年3月に就任し、今大会屈指の攻撃力を誇るオーストラリアと1点差のゲームを演じるなど、粘り強く足を止めない好感の持てるチームを作り上げた。日本人指揮官同士の対決としても注目が集まる。 GKをティファニー・ソルンパオが務めた場合、飛距離の出るキックを持っているため、カウンターには警戒したいが、単純な力関係ではやはり日本が上だ。競技規則には「きれいに崩さねばならない」とは書かれていないため、単独突破が可能なポテンシャルを秘める遠藤純や宮澤ひなたなどは、仕掛ける回数を増やしたい。 また、引き続き中2日のゲームとなり、これまでと会場が異なる。「誰が出ても」という総合力をうたうのであれば、一発勝負であっても移動のリスクと負担を加味して、再びのローテーションも一考の余地があるだろう。
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女子アジアカップ 準々決勝
1/30(日)17:00
DYパティル スタジアム
見どころ
1月30日(日)の速報・結果
AFC女子アジアカップ
-
日本
7 - 0
試合終了タイ
-
オーストラリア
0 - 1
試合終了韓国
-
中国
3 - 1
試合終了ベトナム
-
チャイニーズタイペイ
1 - 1
(3 PK 4)
試合終了フィリピン