準々決勝ではタイを圧倒し、会心の勝利で9大会連続9回目となるFIFA女子ワールドカップの出場権を獲得した。当面の大きな目標を達成し、次に見据えるのは大会3連覇だ。 再びの移動を挟み、準決勝はグループステージと同じ会場で戦う。中国にとっては初めてのスタジアムとなるため、「地の利」は日本にあるだろう。ただ、開催国のインドが大会途中で撤退したため、中国は消化試合が1つ少ない。まずは中3日のインターバルを含めたコンディション面に着目したい。 タイ戦で代表初ゴールを記録した隅田凜は、前半のPK獲得の場面を含めて前線に顔を出す回数が多かった。攻撃に厚みを持たせるためには3列目の飛び出しは必須。対戦相手の強度が上がる中で、同水準のパフォーマンスを発揮できるかがポイントとなる。ただ、韓国戦のように押し込まれる時間も想定されるため、リスク管理を含めてチームとして意思統一できるかが重要だ。 一方、中国の最終ラインには不安定さが残る上に、格上のチームと対戦するのは今大会初。日本が掲げる「奪う守備」を体現できれば、試合の流れを手繰り寄せられるだろう。相手がスピードに慣れる前の序盤の攻勢はチャンスにつながりそうだ。
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女子アジアカップ 準決勝
2/3(木)23:00
シュリー シブ チャトラパティ スポーツコンプレックス
見どころ
2月3日(木)の速報・結果
AFC女子アジアカップ
-
韓国
2 - 0
試合終了フィリピン
-
中国
2 - 2
(4 PK 3)
試合終了日本