韓国戦、チャイニーズタイペイ戦ともに満点とは言い難い中で白星を勝ち取ってきたなでしこジャパン。今後を見据えるのであれば、もう少し内容を充実させたいのが本音かもしれない。だが、この2試合で正GKの山下杏也加以外の全選手を使い、ポジションを入れ替えながらあらゆるユニットを模索しており、池田太監督はここまで今大会をチーム力向上の機会としてうまく活用できているのではないだろうか。結果、代表初ゴールを挙げた上野真実や、その上野に代わって代表通算29得点目を奪取した菅澤優衣香など、若手もベテランも関係なく激しい競争を各ポジションで繰り広げている。この良いサイクルを維持しつつ、戦術面の熟成に取り組めば、開幕まで1年を切った「本番」にも期待が膨らむ。 中国が韓国に1-1で引き分けたため、大会連覇という点だけにフォーカスを当てるならドローでもOKの一戦ではある。だが、アジアカップ3連覇を阻まれた中国への「リベンジマッチ」ということも加味すれば、この試合は落とすことのできない大きな意味を持つ。半年を経てチームがどれだけ成長したか、現体制の初タイトルという結果でホームのサポーターに示すことができるか。
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女子E-1選手権 第3節
7/26(火)19:20
県立カシマサッカースタジアム
見どころ
7月26日(火)の速報・結果
EAFF E-1サッカー選手権
-
韓国
4 - 0
試合終了チャイニーズタイペイ
-
日本
0 - 0
試合終了中国