ついに迎えるFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の初戦。だが、2011年の栄冠から約12年がたち、国内の盛り上がりはいささか欠けていると言わざるを得ない。 ここは当時と同じように結果を出すとともに、澤穂希氏のような「アイコン」となる選手の活躍で世間の関心を引き寄せたい。その対象としては、先日の親善試合で3点に絡んだ長谷川唯がふさわしいだろう。足下の技術に加えて広い視野を持ち、想像力あふれるプレーで局面を一気に打開。また、ボールをつなぐ攻め方を標ぼうするチームにおいて、パスワークの起点としても期待ができる。バランス感覚に優れた長野風花とともに、ボランチの位置からゲームをコントロールしたい。 守備面ではネガティブトランジションが重要になる。パナマ戦で見せたような最終ラインに5人を並べるブロックを素早く構築し、隙をなくさなければならない。ザンビアにはバーバラ・バンダという、抜け出し、ドリブル、フィニッシュと、ストライカーに必要な要素を備えた要注意選手がいるため、裏のスペースのケアも重要になる。 「海外組」が軸となり、生きのいい若手が融合した「なでしこ」。物おじせずに突き進めるか。
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女子W杯 グループC 第1節
7/22(土)16:00
ワイカト スタジアム
見どころ
7月22日(土)の速報・結果
FIFA女子ワールドカップ
-
アメリカ
3 - 0
試合終了ベトナム
-
ザンビア
0 - 5
試合終了日本
-
イングランド
1 - 0
試合終了ハイチ
-
デンマーク
1 - 0
試合終了中国