今年7月開催予定の第33回オリンピック競技大会出場が懸かる、大事な最終予選の第1戦。にもかかわらず、直前になっても開催地が決まらず、今回の北朝鮮戦はあと数日と迫った中でサウジアラビアでの開催が決定された。急な移動の必要もあり、コンディション面など万全でない可能性も考えられるが、2次予選を3戦全勝で勝ち上がった「なでしこジャパン」としては、いかなる状況でも結果を残す必要がある。 気がかりであるのは負傷者が続出している点だ。宮澤ひなたや猶本光、遠藤純といった主力選手たちが相次いで離脱しており、今回の最終予選のみならず、「本番」にも影響を及ぼしかねない。それだけに、北川ひかるや上野真実といった久しぶりの選出となった選手をチームにフィットさせるということも、この試合の重要なミッションの1つとなるだろう。 とはいえ、相手は北朝鮮。世界ランキングは8位の日本に次いで9位につけており、くみしやすい相手ではない。ホームアンドアウェイ方式であることを念頭に置いた上で、国立での「後半」を良い形で迎えるための90分としたい。
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女子五輪最終予選 第1戦
2/24（土）22:04
プリンスアブドゥラー アルファイサル スタジアム