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女子五輪最終予選 第1戦

2/24(土)22:04

プリンスアブドゥラー アルファイサル スタジアム

北朝鮮
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試合終了

前半:日本ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

北朝鮮

予想フォーメーションは4-4-2。まさに「不気味」とも形容できる情報量の少なさにより、試合の展開は未知数だ。それでも確かであるのは、相当の実力を有していること。世界ランキングでは9位に付け、2次予選では強豪ひしめく「死の組」を首位突破。中立地開催とはいえ、一筋縄ではいかない相手だろう

前半0分

日本

予想フォーメーションは4-1-2-3。2次予選を全勝で危なげなく突破し、「パリへの切符」を懸けた最終予選に挑む。チームは開催地をめぐる混乱によって試合直前まで振り回され、一部の欧州組は長時間のフライトを幾度も強いられた。中東の気候面も考慮すると、決して万全のコンディションとは言えないはずだ

前半0分

日本

そうした中で、「なでしこジャパン」がこの第1戦でどのような戦い方を選ぶのかに注目が集まる。もちろん勝利するに越したことはないが、出場権を決めるのは2戦の合計スコア。日本に戻っての第2戦はわずか中3日という過酷な日程で行われるため、最低限の結果で終わらせることも考えられる。池田監督の策略やいかに

前半0分

日本

北朝鮮とは、国内組で臨んだ昨年のアジア競技大会決勝で顔を合わせており、古賀はこの試合でも先発出場している。ほかにも中嶋や谷川、千葉といったベンチに控える面々が起用されているため、相手を知る選手が違いを生み出し、試合を優位に進めたい

前半0分

北朝鮮はウィジョンシムが、日本は熊谷が、それぞれキャプテンマークを巻く

前半1分

日本

早速左CKを獲得する

前半2分

日本

キッカーは長谷川。右足でストレート性のクロスを上げると、ファーサイドから走り込んだ熊谷が頭で合わせる。しかし、これは枠の右に外れてしまう

前半2分

北朝鮮

GKのパクジュミが前線へ長いボールを送るも、内側に絞って対応した清水が頭ではね返し、そこから保持へとつなげる

前半3分

日本

自陣の南が持ち上がり、左サイドに張っている植木へ速い浮き球で展開。植木はボールを収めて縦への突破を試みるが、相手に対応されてタッチラインを割ってしまう

前半5分

日本

ボールを握り、相手陣に押し込んで攻撃の糸口を探っている。この時に田中美が自由自在に立ち位置を変えてボールを引き出す

前半6分

北朝鮮

ピッチ中央で強度の高いプレスを掛けるが、奪った後は精度に欠く場面が続き、日本が容易に回収できている

前半8分

北朝鮮

左サイドでスローインを得ると、ウィジョンシムが投げ入れる。ペナルティエリア左脇で受けたチュヒョシムは前を向いて突破を図るが、熊谷が粘り強く体を当てて対応し、最後はファウルを誘う

前半9分

日本

こぼれ球に最終ラインの選手たちが反応し、幾度も前方へラフな浮き球を送るが、いずれも精度を欠いて攻撃にはつながらない

前半10分

日本

高橋が相手陣の右サイドへロングボールを蹴り込む。高い位置を取ってスペースを狙っていた清水が反応するが、オフサイドの判定を受けてしまい、チャンスには至らない

前半11分

北朝鮮

ディフェンスラインから一気に日本の背後を目掛けて長いボールを送る。それでも、南が落ち着いて対応し、スローインに逃れる

前半13分

日本

右サイドで清水が縦に突破し、内側へ斜めのパスを付ける。これを田中美が落とし、長谷川がフリーの状態でボールを持つが、前方への選択肢はなく、逆サイドへ展開する

前半14分

北朝鮮

ディフェンスラインの背後を狙ったロングボールで一気に前進すると、斜めに抜け出したキムキョンヨンがペナルティエリア右からグラウンダーのシュートを放つ。だが、ここは山下がしっかりとセーブし、難を逃れる

前半15分

日本

右サイドの相手陣深くでボールを持った藤野は、サポートに来た長谷川とのワンツーで突破を試みる。すると、藤野がウィジョンシムに倒されてFKを獲得する

前半16分

日本

右サイドの相手陣深くからのFK。キッカーは藤野。右足でシンプルにクロスを上げるが、ニアサイドで相手にクリアされ、シュートシーンにはつながらない

前半17分

日本

左サイドで植木がスルーパスに抜け出し、そこから対じする相手を抜き切らずに左足でクロスを上げる。しかし、至近距離でブロックされてしまい、ボールはタッチラインを割る

前半18分

日本

最終ラインをハーフウェーライン付近に高く設定し、相手陣内でボールを動かし続けている

前半20分

日本

左サイドで古賀の縦パスがインターセプトされ、そこからカウンター攻撃を受けかける。それでも、相手のパスが弱くなったこともあり、戻った古賀が自ら回収してすぐに保持を再開する

前半21分

日本

古賀の相手DFの間を通す絶妙なスルーパスに反応した田中美が抜け出すと、ペナルティエリア左でもう一つ縦に持ち出す。しかし、このタッチがやや大きくなってしまい、最後はゴールラインを割ってしまう

前半23分

日本

縦パスが連続して右サイドでつながり、受けた清水が内側へカットイン。清水はそこからペナルティエリア右へスルーパスを送るが、球足が長くなってしまい、呼び込んでいた藤野へはつながらない

前半24分

日本

自陣で相手に細かくパスをつながれるも、タイトな寄せから最後は清水のタックルで奪い返し、ロングカウンターのチャンスへつなげる。だが、このカウンター攻撃は完結させられない

前半26分

北朝鮮

キムキョンヨンが高橋から奪い切り、そのままショートカウンターを仕掛ける。そこから右のホンソンオクへと展開すると、ホンソンオクが丁寧に落とす。最後はミョンユジョンがペナルティエリア手前の中央からミドルシュートを放つが、山下がファインセーブを見せてチームを救う

前半28分

日本

細かなミスもあり、やや相手の圧力に押されかけている時間となっている。一度全体を引き締め、再び攻勢に出たい

前半29分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断される

前半30分

日本

選手たちは首の後ろを氷水で冷やしている。現地の気温はかなり厳しい様子

前半31分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

前半31分

北朝鮮

日本が後ろ向きになると、一気にスピードを上げて高い位置からプレスを掛ける

前半32分

日本

藤野も負けじと前線からのプレスで奪い切り、後方の清水へ落とす。清水は前方を見て出しどころを探るが、選択肢はなかったようで、近くの熊谷へつなぐ

前半33分

日本

相手のラフなボールを処理した山下が最後方でゆっくりと持ち、味方の選手にジェスチャーも交えて指示を送る

前半35分

日本

ピッチ中央よりは前でボールを保持するが、相手の球際での強度が高く、かなり攻めあぐねている

前半36分

日本

自陣の右サイドで清水が持つと、前方で縦に動き出す藤野を目掛けて速いスルーパスを供給。しかし、ウィジョンシムの体を投げ出したクリアに遭い、前進はかなわない

前半38分

日本

センターバックの南と高橋は左右を入れ替えたもよう。この時間は左に高橋、右に南という並びになっている

前半39分

北朝鮮

前線でキムキョンヨンが後ろ向きにボールを収める。すると、南のタックルを受けてFKを獲得する

前半39分

北朝鮮

左サイドの相手陣中央からのFK。キッカーのウィジョンシムが右足で斜めに浮き球のパスを送るが、植木が対応し、最後はタッチラインに逃れる

前半40分

北朝鮮

最終ライン3枚にチュヒョシムがアンカーの位置で関わる形でボールを回し、攻撃の機会をうかがっている

前半42分

日本

右サイドの相手陣深くから藤野が低めのクロスを上げるも、相手にクリアされる。それでも、ゴール前で田中美が拾い、すぐさま左に持ち出して左足でシュートを放つ。これが相手に当たってコースが変わるが、パクジュミの残した足に阻まれ、絶好のチャンスをモノにできない

前半43分

日本

相手陣中央の左に空いたスペースで長谷川が受け、ターンして正確なスルーパスを送る。反応した植木がペナルティエリア左からダイレクトで折り返すが、大きく精度を欠いてしまい、そのままゴールラインを割る

前半45分

日本

センターバックの南と高橋は並びを再びスタートの状態に戻している

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半46分

日本

長野が縦パスを差し込み、田中美が巧みなファーストタッチで前を向く。すると、田中美が倒されてFKを獲得する

前半47分

日本

相手陣中央の右からのFK。キッカーの長谷川が右足でファーサイドを狙った浮き球のパスを送るが、相手にはね返され、前半最後のチャンスを生かせない

前半:前半終了。スコアレスで試合を折り返す

前半47分

前半総括 試合が始まれば、「なでしこ」が多くの時間帯でボールを保持し続け、主導権を握る。しかし、際どい場面では全力でぶつかってくる相手のフィジカルに手を焼き、守備を崩すような場面を作れず。その中でも序盤は相手のカウンターを受けることなくポゼッションを高めていたが、次第に北朝鮮の反撃も発動し始める。だが、危ない場面では守護神の山下杏也加が好セーブを見せ、シャットアウト。全体的には「球際で苦しめられ、攻めあぐねた」と表現できる45分を過ごした。暑さの影響も気になるが、後半はどのような策を打つか。

後半:北朝鮮ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし

後半1分

日本

バイタルエリアで斜めにパスがつながり、左サイドの相手陣深くの長谷川にボールが渡る。長谷川は右に持ち替えてクロスを上げるが、これは相手にクリアされる

後半2分

日本

後半の立ち上がりは積極性が感じられ、より前に行く姿勢が見られる

後半3分

北朝鮮

こぼれ球を拾った流れからフィニッシュまでつなげる。ペナルティエリア手前の中央からキムキョンヨンが浮き球のラストパスを送ると、チェクンオクが左足を振り抜く。それでも、しっかりと付いていた南が至近距離でブロックし、ピンチをしのぐ

後半5分

北朝鮮

右サイドの相手陣中央からホンソンオクが斜めに切れ込み、ペナルティエリア右へスルーパスを供給。チェクンオクが反応していたが、高橋が対応してCKに逃れる

後半6分

北朝鮮

右CKのキッカーはリミョングム。右足でアウトスイングのクロスを上げると、味方が右足で合わせる。だが、このシュートに威力はなく、山下が冷静にセーブする

後半8分

前半と同様に球際では激しい攻防が見られ、攻守が目まぐるしく入れ替わる

後半9分

日本

長野の落としに反応した長谷川がダイレクトで相手の背後へ浮き球のパスを供給。反応した藤野がペナルティエリア左へ走り込むが、相手に体を入れられ、フィニッシュまでは持ち込めない

後半10分

北朝鮮

こぼれ球を回収したチュヒョシムがペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜くと、クロスバーをたたく。だが、その前のシーンで長谷川がファウルを受けており、日本は難を逃れる

後半12分

日本

左右から北朝鮮にクロスを蹴り込まれるが、相手の精度にも助けられ、大きなチャンスは作らせない

後半13分

日本

ベンチでは中嶋が出場の準備を進める

後半13分

北朝鮮

キムキョンヨンが斜めのパスに抜け出し、ペナルティエリア左のポケットを取る。そこからマイナス方向へ折り返すと、中央で合わせたのはミョンユジョン。しかし、これは枠の上に外れ、日本は助けられる格好となる

後半13分

日本

9植木OUT→7中嶋IN

後半16分

北朝鮮

CKを得た流れから、左サイドの相手陣中央のホンソンオクがクロスを上げる。対応した山下はボールをこぼしてしまうが、直後に相手のファウルを受け、再三続くピンチをしのぐ

後半17分

日本

相手と交錯した清水が倒れ込み、足を気にするそぶりを見せるが、続行は可能な様子

後半18分

北朝鮮

ボールを握って相手陣内で好機をうかがう時間が続く

後半19分

日本

相手陣内からのカウンターで左の中嶋にボールが渡る。すると、早速持ち味を見せ、対じする相手に仕掛ける。ファーストディフェンダーの股を抜いてペナルティエリア左へ進入するが、カバーに来た相手に阻まれ、次のプレーにはつながらない

後半21分

日本

自陣で北朝鮮にボールを回され続けており、難しい時間を迎えている

後半21分

北朝鮮

右サイドでリミョングムが縦に持ち出し、そのままクロスを上げる。これは日本の選手がクリアするが、こぼれ球に反応したミョンユジョンがペナルティエリア手前からミドルシュートを放つ。それでも、熊谷が体を張ってブロックしてはね返す

後半23分

両チームそれぞれ2人ずつの交代を準備しているもよう

後半24分

日本

10長野OUT→17清家IN

後半24分

日本

4熊谷OUT→19谷川IN

後半24分

北朝鮮

14ホンソンオクOUT→22キムヒヨンIN

後半24分

北朝鮮

6ミョンユジョンOUT→10リハクIN

後半24分

日本

キャプテンマークは熊谷から南へと引き継がれている

後半27分

日本

一度南までボールを戻して落ち着かせ、そこからスピードを上げて長いボールを前線へ送る。だが、これは相手にはね返されてしまう

後半28分

北朝鮮

リミョングムが持ち上がり、ペナルティエリア右脇から正確なクロスを供給。ゴール前で高橋に競り勝ったキムキョンヨンがヘディングシュートを放つも、これはクロスバーに当たってラインを割り、日本は肝を冷やす

後半30分

日本

右CKを獲得。キッカーは谷川。右足でクロスを上げるも、ニアサイドではね返される。こぼれ球を藤野が拾い、そこから谷川が再びクロスを上げるが、これは大きく精度を欠いてゴールラインを割ってしまう

後半32分

日本

ハーフウェーライン付近で藤野がウィジョンシムからアフターでタックルを受けて倒れ込む

後半32分

北朝鮮

ウィジョンシムはプレーが切れた後に主審から注意を受ける

後半33分

日本

谷川が正確な斜めの浮き球で右へ展開。駆け上がっていた清水が頭で折り返すが、これは味方へはつながらず、相手にクリアされる

後半33分

北朝鮮

17キムキョンヨンOUT→7ソンヒャンシムIN

後半35分

日本

相手陣中央の左でFKを獲得。キッカーの谷川がバックスピンをかけたボールをゴール方向へ蹴り込むが、飛び込んだ味方には合わず、パクジュミに直接キャッチされる

後半36分

日本

交代で入った谷川が多くボールに絡み、攻撃にリズムが生まれ始めている

後半37分

日本

左CKを獲得。キッカーの谷川が右足でファーサイドを狙ったようなクロスを送るも、パクジュミにパンチングでクリアされる。こぼれ球には藤野が反応するが、ファーストタッチが大きくなり、最後は相手にかき出される

後半38分

北朝鮮

チェクンオクが左サイドの相手陣深くで縦に持ち出し、そのままクロスを上げる。これが日本の選手に当たり、左CKを獲得する

後半39分

北朝鮮

キッカーはリハク。右足で高めのクロスを上げるが、山下が直接キャッチして速攻へとつなげる

後半40分

日本

山下の正確なフィードから一気に相手陣まで前進すると、右サイドの相手陣中央から清家がグラウンダーのクロスを供給。ファーサイドから中嶋が走り込むが、その中嶋の前で相手にカットされ、決定機までは持ち込めない

後半41分

北朝鮮

一貫して左右からクロスを蹴り込み、シンプルな攻撃で得点を狙っている

後半42分

日本

11田中美OUT→22千葉IN

後半43分

日本

藤野はこの時間でも献身的にプレスを掛け、体を投げ出して相手の前方向へのパスを阻む

後半44分

日本

相手のロングボールを頭でクリアした古賀がそのままピッチに倒れ込んでしまう

後半45分

日本

古賀は左足をつったもよう。そのままピッチの外へ出て応急処置を受けている

後半45分

日本

すでに3回の交代を行っているため、さらなる交代は不可。一時的に10人で戦っている

後半46分

アディショナルタイムは3分の表示

後半46分

日本

古賀がプレーに復帰する

後半46分

北朝鮮

ボールを保持し、左右の幅を使って日本を揺さぶり続ける

後半47分

日本

清水が前方へ浮き球のパスを供給。千葉がフリーで収めて前を向くと、右前方へスルーパスを送る。反応した清家が相手に当ててCKを得たかと思われたが、主審の判定はゴールキックとなる

後半48分

日本

ディフェンスラインで回す相手に対して千葉が積極的にけん制を掛ける

後半49分

日本

ピッチ中央で奪って一気にカウンター攻撃を展開。藤野が持ち上がってペナルティエリア手前の右から浮き球のパスを送るが、これは相手にはね返され、最後のチャンスを生かし切れない

後半:試合終了。0-0で引き分けに終わった

後半49分

試合総括 後半はさらに苦しい展開に。強烈なフィジカルを誇る北朝鮮を前に、球際での勝負で引き続き劣勢となるだけでなく、相手の攻撃を受ける時間が続き、幾度も決定機を作られる。だが、枠や相手のシュート精度の低さに助けられ、辛うじて無失点で推移。流れを変えようと、ドリブラーの中嶋淑乃や若きファンタジスタ谷川萌々子などの交代カードを積極的に使い、選手らも期待に応えるようにチャンスを作る。だが、先制点のムードを作り切れないままドローで試合は終了。すべては中3日で行われる「国立決戦」にて決まることとなった。