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　187センチと長身で空中戦が強く、冷静な判断力と高い対人守備力を持ち、ビルドアップも得意なDF兼ボランチ。川崎フロンターレの下部組織に入ると、U-12チームの1期生になり、U-18ではキャプテンを務めた。2015年に同期の三好康児とともにトップチームに昇格すると、16年8月のヴァンフォーレ甲府戦でJ1初出場を果たした。

　18年に期限付き移籍で加入したベガルタ仙台で、J1初得点を決めると、19年にはマンチェスター・シティに完全移籍。ただしビザなどの事情により、すぐオランダのフローニンゲンに貸し出された。20-21シーズンにはクラブの最優秀選手に選出されると、21-22シーズンはドイツのシャルケ04でも活躍し、クラブは完全移籍を狙ったが経済的な事情で断念。22年7月にボルシアMGへの完全移籍が決まった。2022-23シーズンは左ひざの負傷に見舞われたものの、ドイツの名門でハイレベルなプレーを見せた。

　23年8月、第1節アウクスブルク戦で移籍後初ゴールを決めると、第3節バイエルン戦でもゴールを奪取。24年2月、カタールで行われたアジアカップにレギュラーとして参戦するも、準々決勝イラン戦で試合終盤、痛恨のクリアミスから決勝点を献上。悔しさを胸に臨んだ2023-24シーズン後半戦は、ボランチでも起用されるユーティリティを見せながらチームの主力として戦った。